七十二候をおいかけて

日本の四季をさらに細かく区切った七十二侯。ひとつずつ知っていきたいと思います。

2018-04-01から1ヶ月間の記事一覧

可能性は無限大【4.土脈潤い起こる】

土脈潤い起こる ◆雨水 2月19日~2月23日◆初侯:土脈潤い起こる(どみゃくうるおいおこる)◆侯のことば:獺魚を祭る(かわうそうおをまつる)元々、雨水の初侯の名前は「獺魚祭」でした。かわうそは魚をよく捕まえるけれど、川辺などに魚を並べてなかなか食…

じっと糸を垂らして待てる大人になりたい【3.魚氷に上る】

魚氷に上る ◆立春 2月14日~2月18日◆末侯:魚氷に上る(うおこおりにのぼる)◆侯のことば:春寒(はるさむ)暦の上では春が来たといってもまだまだ寒いこの季節。そのことをあらわす言葉として「春寒」「余寒」と呼びます。本当はもう春なのだからこれ…

憧れのたべもの【2.黄鶯睍睆く】

黄鶯睍睆く ◆立春 2月9日~2月13日◆次侯:黄鶯睍睆く(うぐいすなく)◆侯のことば:鶯(うぐいす)「ホーホケキョ」と聞くと「ああ春がやってくるなあ」と感じる人も多いのではないでしょうか。早春に鳴くことも多きことから『春告鳥』とも呼ばれている…

春のかおり【1.東風凍を解く】

東風凍を解く ◆立春 2月4日~2月8日◆初侯:東風凍を解く(とうふうこおりをとく)◆侯のことば:東風。東風とは春風のこと。「春風」というと南から吹く暖かい風なのになぜ「東風」というのかというと、七十二侯が元々中国からやってきた暦であることにさ…

七十二候をおいかけて

春になったら、ぽかぽかあったかくて優しい香りのする空の下を満開の桜を見上げながらお散歩したくありませんか? 夏になったら太陽がカンカンに照っている地面をふうふう言いながら歩いて、冷たくて甘いアイスを「溶けちゃう!」って笑いながら食べることが…